木星と土星がきょう12月21日に大接近し、熱海市でも日没直後の南西の空の地平線近くで観ることができる。国立天文台天文情報センター(東京)によると、木星と土星は太陽の周りを一周するのに必要な時間が異なるため大接近は1623年以来、397年ぶり。次にここまで近づくのは60年後の2080年。「一生に一度見られるかどうかの天文現象」とあって大接近を楽しみにしている市民は多い。
熱海ネット新聞は、“本番前夜”20日の日没直後に木星と土星が並んで沈んでゆく様子を写真に収めた。21日の最接近時には重なりそうなほど近づくという。肉眼でも観ることができるが、望遠鏡を使えば、木星のしま模様と土星の輪が同じ視野に観測できる。最接近のツーショットを日本で見られるのは23日まで。暖かくして、家族でご覧になってください。
(熱海ネット新聞・天体取材班)
■写真=12月20日撮影 上が土星、下が木星
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。