熱海市の姫の沢公園で、例年より2週間ほど早くツツジがピークを迎えている。山の斜面に植えられた赤や紅紫、白、ピンクの6万株が美を競うが、ツツジ園は、高低差がある。上の方でこれから見ごろに入る株もある一方で、山裾では見ごろ過ぎに入る株も出始めている。それを差引くと、全体的にもっとも良い時期に入った。2年ぶりに「花まつり」(5月1日〜5日)を開催する同公園では、過去に例のないスピード開花に「もっとゆっくり」と気を揉んでいる。
そんなイベント主催者の心配をよそに、大型連休を待たず、ハイカーたちが来園。迷路のような小道を巡り歩きするなどして、晩春の風物詩を先取りしている。
(熱海ネット新聞)
写真=4月26日撮影
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