東京など4都府県に緊急事態宣言が出る中で迎えたゴールデンウイーク5連休中日の5月3日。熱海サンビーチは1年前の最初の宣言中に比べて人出は大幅に増え、若者グループや家族連れらが散歩をしたり、波打ち際で水遊びをする姿が見られた。コロナ禍以前の一昨年のGWを上回るほどの賑わいが続いた。
熱海市内の宿泊施設は、 変異株に入れ替わった4月以降、首都圏を中心に予約のキャンセルが出たものの、キャンセル待ちの客も多く、5日まで満室に近いホテル旅館が多い。網代温泉観光協会の川口健会長は「東京、神奈川が酒類の提供を制限したり、湘南エリアの公園や道路沿いの駐車場を閉鎖していることもあるが、ホテル旅館など熱海の各事業所が3密回避のため収容人数を減らすなどの感染予防対策、確認事項チェックを徹底していることが大きい。観光客のみなさんが、コロナ禍でも熱海は安心安全と評価された結果だと思う」と分析した。
市内の宿泊施設や熱海サンビーチ周辺の駐車場の混雑に伴い、首都圏ナンバーの車両は伊東方面へ流れ、伊豆半島へ向かう国道135線は渋滞が続いた。
(熱海ネット新聞)
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