初夏の風物詩「熱海梅園初川清流ほたる観賞の夕べ」が6月1日夜、熱海梅園の初川清流で始まった。午後7時前、夜の帳(とばり)が下りると園内を流れる初川清流の河畔に黄緑色の淡い光を放ってホタルが次々に出現。瞬く間に幻想的ないくつもの光跡が目の前に現れ、電飾のような光を放ち始めた。
ホタルは、3月19日に園内の双眉橋付近に放流した5000匹のゲンジボタル。幼虫が羽化し、5月末から夜間飛行が確認されていたが、主催する熱海市観光協会は「これまでで1番多い」と喜んでいる。
昨年は新型コロナウイルスの感染拡大で開催を見合わせたため、2年ぶりの開催とあって、初日からマスク姿のホタル狩りの見物客が訪れた。入場は無料。日没直後の午後7時〜9時まで幻想的な光景が楽しめる。13日まで。
(熱海ネット新聞)
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