初島・熱海間団体競泳大会、2年連続で中止 土砂流災害と緊急事態宣言延長で

初島・熱海間団体競泳大会の実行委員会(熱海市、熱海市体育協会で構成)は7月14日、8月4日に予定していた「第74回初島・熱海間団体競泳大会」の中止を決めた。消防、警察などが伊豆山地区の土石流災害で安否不明者の救助・捜索を続けていることから、対応を協議して決めた。中止は新型コロナウイルス感染拡大防止で中止した昨年に続き2年連続。
参加を予定していた25チームの大多数が東京、神奈川などの首都圏のチーム。政府が緊急事態宣言、まん延防止等重点措置を今月12日から8月22日まで延長を決め、都県をまたいだ移動を呼びかけていることにも配慮した。
同団体競泳は、大正15年に始まり、初島港~熱海サンビーチ間(海上約12km)を舞台に、毎年8月4日に開催されてきた伝統の大会。熱海の夏の風物詩として全国的に知られている。
(熱海ネット新聞)

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