来宮神社例大祭、今回も神事のみ 土砂災害伊豆山地区の早期復興祈願

熱海市の来宮神社は7月15日、例大祭を行った。新型コロナウイルス感染症と伊豆山地区で土砂災害が起きた影響で前年に続いて来賓を招かず、神職や神社役員、祭典委員(当番町・下松田町)、厄年奉賛会代表のみで執り行った。
神事では、雨宮盛克宮司が祝詞を奏上。若林正、犬飼啓介、鈴木秀旺責任役員、高野幸夫祭典委員長、藤間崇史厄年奉賛会「令和絆楠會(れいわはんなかい)」会長らが玉ぐしを捧げ、疫病退散と被災地伊豆山の早期復旧、行方不明者の救助などを祈念。神女神楽と浦安の舞を奉納した。


今年の「御神女」を務めたのは市内緑ガ丘町の菊地佐和(さわ)さん(5歳、あたみこども園=菊地工業専務取締役の菊地兼吾さん、琴美さん夫妻の長女)。神女役の櫻井智和さんと柴崎佑介さんを従えて鎌倉時代からつづく伝統の「神女舞」を厳かに奉納した。

続いて、氏子町内の山本あかりさん(カフェ季の環の息女)=写真左=と徳用葉哉さん(旅館法悦の息女)=ともに熱海中1年=が「浦安の舞」を奉納。艶やかな十二単をまとい、剣や扇を手に優雅に舞った。例年は4人で舞うが、新型コロナウイルス感染症対策で前年に続いて2人で務めた。

例年ならこの日開かれる宮神輿渡御は中止、16日の神幸祭(御鳳輦神輿の市街巡行)と浜降り神事(熱海サンビーチ)を延期したことについて、雨宮宮司は「伊豆山地区は当神社に隣接する氏子地域。熱海においても被災した方々やご逝去した方々に親戚や知人が多いこと、今でも陸から海から捜索活動が行われていることに鑑み、神幸祭と浜降り神事は秋に延期させていただいた」と述べ、理解と延期時の開催協力を呼びかけた。
14日の宵宮祭では、特別に安全祈願祭を斎行し、行方不明者の捜索活動を続ける警察、自衛隊、消防の安全を祈願した。
(熱海ネット新聞)

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