祖父である岸信介元首相が別荘を構えるなど熱海市にゆかりが古い岸信夫防衛大臣が7月18日、市内伊豆山地区の大規模土石流現場で自衛隊の捜索活動を視察した。防衛省によると、今月3日の災害発生時からのべ6千人超の自衛官が現場で活動。この日も現場に約340人、重機14両を投入して土砂を取り除き、人命救助活動を行った。
視察後、取材団に「大量の土砂・がれきが堆積している現場は、夏の暑さも相まって過酷な環境にあるが、捜索・救助に全力をあげる隊員の懸命な姿を目の当たりにした。2次災害の防止に万全を喫しながら関係省庁、自治体と密接に連携して、いまだ安否不明の方々の人命救助に引き続き、対応していく」と述べた。
岸大臣は熱海港の宿営地で隊員が寝泊まりをするテントも視察し、担当者から通常はテント内に4人分のベッドが設置可能だが、新型コロナウイルス対策のため2人分に絞り、ビニールの間仕切りをぶら下げているという現状説明を受けた。
(熱海ネット新聞)
写真=岸信夫大臣のTwitterより
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