ジャパンケネルクラブ 土石流被災のワンコ保護、里親探しに支援金届ける

熱海市伊豆山の大規模土石流で、市に寄せられた義援金と支援金の総額が8月23日、10億円を超えた。災害発生から 1カ月半余りが経過してもなお、 1週間に3千万円ペースで寄せられているが、この中には、被災したペットの保護や里親探しに役立てて欲しい、という趣旨で届いた善意も少なくない。
血統書の発行やコンテスト、災害救助犬の育成などに取り組むジャパンケネルクラブもその一つで、静岡東クラブ連合会の丸山恭司会長が熱海市社会福祉協議会(櫻井優会長)に8万円を寄付した。
丸山会長は「熱海市には登録された犬だけで1922匹(今年7月現在)おり、今回の土石流で被災した家のペットも多いと聞いた。犬や猫の保護や里親探しに取り組むボランティア活動に役立てて欲しい」と支援金を手渡し、櫻井会長は「動物も大切な家族。有効に活用させていただきます」と応じた。


熱海市では、現在、土石流で自宅が流されたり、全半壊して住めなくなった179人が市内ホテルに避難しているが、衛生上の問題などからペットと同宿できない状況が続いている。今後、仮設住宅(公営•民間賃貸住宅)に入居してからも公営住宅はペットの入居を受け入れておらず、民間住宅も極めて厳しい状況。
被災した犬や猫の保護活動を続けるNPO法人「くすのき」代表の那須みかさんは「ワンちゃんは飼い主と一緒に避難できたケースが多いが、避難所のホテルに受け入れてもらえず、飼い主の知人やボランティアの人たちに預かってもらっている」と実情を説明し、仮設住宅ではさらにペット世帯数が増えることから「市営•県営の仮設住宅ではペットも一緒に入居できる特別措置を取って欲しい」と、齋藤栄市長に要望している。
(熱海ネット新聞)
■募集中の被災者•公営仮設住宅 県営住宅28戸(熱海市18戸、伊東市1戸、三島市9戸)、熱海市営住宅1戸、職員住宅(三島市)28戸 計57戸

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