熱海市議会 土石流の原因究明に「百条委員会」設置へ 関係者の出頭求める

熱海市伊豆山の大規模土石流で市民団体から熱海市議会に提出された土石流原因の徹底究明や事実関係の速やかな報告を求めた請願について、市議会は9月7日、議会運営委員会を開き、15日の9月定例会本会議に議長提案の付託決議案として提出することを決めた。請願は「伊豆山をおもしろくする会」(岡本吉浩委員長)、「富士山と末代上人熱海の会」(眞鍋梅美会長)、「熱海コミカレ•ねっとわーく」(橋本一実会長)から13日に提出された。
議会運営委員会では、土石流に関する特別委員会や強い調査権限を持つ百条委員会の設置も検討。静岡県と市は現在、土石流起点の盛り土に関する行政手続きの確認作業を進めており、10月中旬までに結果を公表する予定。議会は市の説明を受けた後に百条委員会を設置し、百条調査権を発動して関係者の出頭および記録の提出を請求する方針。
百条委員会は、国会の国政調査権に相当するもので、証言・若しくは資料提出拒否に対し禁錮刑を含む罰則(同条第3項)が定められている。
(熱海ネット新聞)

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