バスケットボール男子・Bリーグ3部(B3)のベルテックス静岡(静岡市)の松永康太社長、大石慎之介、加納誠也選手が9月29日、熱海市役所に齋藤栄市長を訪ね、被災した人たちの生活再建に役立ててもらおうと、107万円を寄付した。
同チームは、7月3日の伊豆山土石流発生を受け、8月1日〜31日までクラウドファンディング「熱海市土砂災害支援プロジェクト」による募金活動を実施。目標の100万円を上回る134万円が寄せられ、手数料を除いた額を市に届けた。
同日は、人気スイーツ「熱海プリン」を展開するフジノネ(熱海市)とビーズインターナショナル(東京都)からも69万1619円の寄付があった。こちらは限定販売した復興応援コラボセットの売上金の一部を義援金に充てた。
熱海市によれば、9月30日現在、被災者に直接配分する「義援金」は総額9億4656万693円(県から配分された7月の大雨災害義援金の1億2961万円を含む)。市への寄付として災害復旧に使用する「支援金」も5億1744万5420円が寄せられている。合わせると約14億6400万円。
熱海土石流では、犠牲者26人、行方不明者が1人。全壊および半壊の家屋は128棟。未曾有の土砂災害は10月3日で発災から3カ月を迎えるが、今なお全国から義援金•支援金などが集まっている。
(熱海ネット新聞)
熱海市土砂災害支援プロジェクトhttps://readyfor.jp/projects/veltex
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