今宮神社の例大祭(10月19、20日)で今年度の御鳳輦(ごほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「今宮叶會(かなえかい)」の大武利弘会長ら役員5人がこのほど、泉明寺みずほ宮司とともに市役所を訪問。齋藤栄市長に趣意書を手渡し、意気込みを語った。
今年の例大祭は、新型コロナウイルス感染拡大防止と伊豆山地区の土石流災害に配慮して規模を縮小して斎行する。これに伴い、御鳳輦の神輿渡御も2年連続で中止が検討されたが、コロナの緊急事態宣言が解除されたことから、栄町公民館から神社までの約250メートルに限定して担ぎ、掛け声は自粛することなどを説明した。
大武会長は「地域の商売繁盛、家内安全ばかりでなく、今年は土石流で被災した伊豆山地区の早期復興が叶うように願ってご奉仕する。一生に一度の厄払い。持てる力を出し切り、粛々とやり遂げたい」と話し、市長は「コロナと未曾有の災害が重なり、制約や苦労も多いと思うが、成功を祈っている」と激励した。
19日の神輿渡御は、伊豆山、来宮神社神社の御鳳輦奉仕者も協力して実施し、伊豆山地区の1日も早い復興を祈願する。
(熱海ネット新聞)
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