参院静岡選挙区補欠選挙に出馬した無所属新人の元県議山崎真之輔氏(40)=立憲民主党、国民民主党推薦=が10月12日、熱海入りした。午後6時から下多賀、午後7時半からJR熱海駅前で街頭演説を行った。
熱海駅前には支援者が20人ほど集まった。渡辺周衆院議員の応援演説に続いてマイクを握った山崎氏は「今回の選挙は、6月の知事選の延長戦であり、衆院選の前哨戦。中央与党に屈しない、日本の古びた政治を変えられるかどうかの戦いだ。しっかり結果を残し、渡辺周先生の勝利につなげたい」と訴えた。
県西部の浜松市出身のため、熱海市では知名度不足だが、県議会では知事与党「ふじのくに県民クラブ」の政調会長を務め、先の知事選では陣営の政策担当としてマニュフェストを立案。川勝平太知事の4選を支え、知事から「県民党の幹事長」と称賛されている。
「その知事選で県民の支持を得た大井川の水は、環境の問題。あの直後に熱海で大規模な土石流災害が起きた。伊豆ではメガソーラの問題もある。これまで私たちは環境より経済を優先させるための政治をやってきたが、改めていく必要がある」と力を込めた。
熱海の基幹産業である観光振興については、10月18日から再開する県民と県内エリアを対象とした静岡県版GoToトラベルを関東エリアに限定して共通パーケージを構築したいと話した。
渡辺周氏は「山崎さんは知事の政策ブレーン。知事や齋藤栄市長と連携したきめの細かい施策ができる。名前が覚えずらかったら“シンノスケ“と呼んでほしい」と後押しした。
補欠選には、自民党新人の元御殿場市長若林洋平氏(49)=公明推薦=、共産党新人の鈴木千佳氏(50)も立候補している。鈴木氏は11日に熱海で遊説、若林氏も14日に熱海入りする。
(熱海ネット新聞)
■ 山崎真之輔(やまざき•しんのすけ) 浜松市中区出身。名古屋大卒。25歳から浜松市議6年、31歳から静岡県議9年。妻と子ども3人の5人家族。
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