熱海市の今宮神社例大祭が10月19日、昨年に続いて規模を縮小して幕を開けた。例年初日は、神々を神輿に乗せて氏子地域を回る神幸行列が行われるが、新型コロナウイルスの感染拡大防止と伊豆山土石流災害に配慮して中止した。
厄年奉賛会「今宮叶會(いまみやかなえかい)」(大武利弘会長)は、午前中に4班に分かれて氏子町内を歩いで回り、厄除けの福餅と福銭を振舞った。会員の地元町内ではそれぞれ祝福を受けた。
同会の会員が担ぐ御鳳輦神輿の宮出しは、宵宮祭に合わせて午後4時半に遅らせ、午後5時に栄町公民館を出発。神社までの約250メートルに限定して神輿を担いだが、掛け声は自粛した。
最終日の20日は、午後4時から例大祭神事を執り行う。
(熱海ネット新聞)
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