う紅葉の名所として知られる熱海市のMOA美術館の敷地内にある「茶の庭」でピークを迎え、来館者の目を楽しませている。「茶の庭」の茶室「一白庵」「樵亭(しょうてい)」や「光琳(こうりん)屋敷」の周りには、鮮やかな赤や黄に色づいたノムラモミジ、イロハモミジなどカエデ類が約60本植えられ、庭内を錦秋に染めている。
とりわけ、茶の庭の入り口「唐門」からの景色は、インスタ映えし、人気がある。訪れた人たちオレンジ色のじゅうたんにカメラを構えたり、散歩をしたりして去り行く秋を堪能している。
同美術館は12月12日まで「熱海座 人間国宝 坂東束三郎舞踊公演」(11月21日〜25日)にあわせた特集陳列「室井東志生が描いた坂東玉三郎」展を開催している。室井東志生は、福島県会津の出身で、日本画の道を志し、橋本明治に師事。高い品格の中に妖艶さをはらんだ作風を追求し、高い評価を得ている。
(熱海ネット新聞)
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