
熱海市の来宮神社で縁起物の「まゆ玉」作りが最盛期を迎えている。まゆ玉は家庭や職場にまつることにより、家内安全・商売繁盛の福をもたらすとされ、新年の参拝者に人気がある。
赤・青・白・黄・緑•紫の優しい色合いのまゆ玉が所狭しと並ぶ社務所で、巫女が交代で20日ごろまでに600本仕上げる。12月15日は金森百奈花さんと近藤凪砂さんが「今年は穏やかで豊かな年になりますように」の願いを込めて丁寧に飾り付けを行い、作業の様子を取材陣に披露した。価格は2000円から1万円で25日から年明けにかけて頒布する。
同神社では、まゆ玉のほか破魔矢、絵馬、土鈴、お守りなど縁起物5万点を用意し、初詣参拝客に備える。
(熱海ネット新聞)
■まゆ玉 熱海市で採取した萩の枝にまゆを見立てた5色の玉を取り付け、大黒、えびす、タイ、小番、招き猫、的をまつっている。かつて盛んだった養蚕に由来。大きいものだと1つ仕上げるのに2時間半以上かかる。
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