第98回箱根駅伝の復路(東京・大手町の読売新聞社前までの109・6キロ)が1月3日午前8時、神奈川県箱根町の芦ノ湖をスタート。往路3位で、青山学院大を3分28秒差で追う駒澤大は、スタート前にメンバーを差し替え、切り札の鈴木芽吹(2年、熱海市出身)を8区(平塚~戸塚21・5km)に投入した。
3日は伊豆山土石流の発災からちょうど半年。 3位順天堂大と1秒差の2位でバトンを受けた鈴木は「熱海の皆さんに元気を与える走りがしたい」と気合を込めてスタート。序盤まで順天堂大と競り合いながらをリードを保ったが、終盤でけが(9月右足大腿骨を疲労骨折)の影響が出て失速。順天堂大、中央大、東京国際大、創価大に抜かれ、6位でたすきをつないだ。
往路優勝した青学大が、1度も首位を譲らず10時間43分42秒の大会新記録で、2年ぶり6度目の総合優勝を果たし、2位は順天堂大。駒澤大は3位だった。
(熱海ネット新聞)
写真=日本テレビの箱根駅伝中継
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