熱海市の齋藤栄市長と地元選出の勝俣孝明衆院議員(自民党)らがこのほど、国土交通省に泉田裕彦国土交通大臣政務官、藤井直樹国土交通審議官、浅輪宇充港湾局長を訪問。熱海港海岸多賀地区南工区の高潮対策事業について、「相模トラフ等で発生する津波対策の護岸工事と伊豆山土石流災害で発生した土砂を多賀地区の海岸(旧長浜海岸)に埋め立てる事業を一体化して進める」要望書を手渡した。藤曲敬宏静岡県議会議員、越村修市議会議長、赤尾光一副議長が同席した。要望に対して泉田政務官は「しっかりと予算を確保して事業を進めたい」なと理解を示した。
高潮対策は、静岡県の本年度予算で行い、土石流で発生で熱海港と小嵐中学校跡地に仮置きしている土砂のうち、4万1千立方メートルを2月から下多賀の長浜海岸(第1工区=長浜海浜公園の中央突堤から伊東方面に380メートル)に搬入して埋め立てる。その後、市と県はこの埋立地を緑地公園に整備する方針で、市長は「完成には継続的な国の支援が必要」、越村議長は「多賀地区の安心安全には防潮堤の延伸が必要」と継続的な国の予算支援を要望した。
(熱海ネット新聞)
写真=1月21日=国土交通省
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