「梅まつり」(〜3月6日)の最終週を迎えた熱海梅園で、アイドル梅「思いのまま」が見頃を迎え、最終章に入った。同梅園には、60品種、469本が植えられている。早咲き、中咲き、遅咲きの梅の花が“リレー”のように開花するのが特徴だ。
「思いのまま」は1本の木に紅梅と白梅が混在して咲く珍しい遅咲き種。育てている人の希望などまるで気にせず思いのままに咲き分けるのでその名がついた。1輪の中にピンク色の花びらが混じったりして毎年姿を変え、「輪違い」の名もある。熱海梅園には6本植えられ、人気が高い。
現在は早咲き種、中咲き種とも7分咲きが続き、遅咲き種も2・5分咲きに。最初に咲いた早咲き種の冬至梅の一部で見頃が続くなど全体の開花度は6•6分咲き。2月が厳しい寒さが続いたため、ベストシーズンがややずれ、多くの観梅客が訪れている。天候にもよるが全体の見頃は3月中旬ごろまで楽しめる。
(熱海ネット新聞)
写真=2月28日撮影
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