
熱海市内に適用されていた新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」解除後、新年度の初週末となった4月2日夜、市中心部の繁華街は会食や買い物を楽しむ人たちでにぎわった。
昨年4月2日にオープンした熱海市咲見町の立ち飲みバー「Taketomi」(武富暁央店長)では、有志による1周年を祝う「ジャズライブ」が開かれた。新型コロナウイルス感染防止対策で店内の客数を15人程度に制限。安全策を施した上で同店で定期的に無料ライブを続けてきた川久保典彦さん(ピアノ)と西田健太郎(バイオリン)のデュオに池田聖子さん(ヴォーカル)がゲストで駆けつけてステージを務め、多くの人が店外で漏れ聞こえる演奏に体を揺らした。
熱海に若い世代の観光客が増えていることから、割烹料理店から立ち飲みバーに業態を変更したオーナーの武富さおりさんは「コロナ禍での開店にはリスクもあったが、私たちのお店で熱海と地元商店街が元気になってもらいたいという一心でオープンを決めた」と振り返り、「この1年、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が相次ぎ、お先真っ暗ってかんじる時期も…。しかし、常連のお客様に助けられた。本当に感謝しています」とお礼を述べた。
(熱海ネット新聞)
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