
熱海市内の小学校や中学校の「健康診断」が始まった。5月10日は、大規模な土石流災害の被災地に近い伊豆山小学校であり、渡辺耳鼻咽喉科アレルギー科クリニックの渡辺修一院長が、児童56人の視力や聴力、耳鼻咽喉(いんとう)、栄養状態のなどを検査した。
子どもたちには、台湾から贈られたマスクがプレゼントされた。このマスクは新型コロナウイルスのワクチンが不足していた昨年6月、日本政府が台湾にワクチンを無償で提供。「ワクチンの恩返しがしたい」と、土石流災害で被災した熱海市に届けられたものだ。
今年度は、新型コロナウイルスの影響で、医師による対面での検診をなくしたり、縮小する自治体もあるが、熱海市は「感染のリスクを減らすことにつながる」と例年通り実施。6月末までに全員が受けることになっている。
(熱海ネット新聞)
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