ブルーノ・タウト手掛けた「旧日向家別邸」修理完了 あす27日から公開再開

熱海市はあす8月27日から大規模な補修工事を完了した熱海市春日町の国重要文化財「旧日向家熱海別邸」の一般公開を再開する。アジア貿易で活躍した実業家・日向利兵衛の別邸だった同邸は、1934(昭和9)年から1036(昭和11)年にかけて建てた。初島と熱海湾を見下ろす急斜面に建てられた木造2階建ての上屋と、土留めの代わりに造られた鉄筋コンクリート造りの地下室で構成する。
上屋は東京・銀座の和光などを手がけた渡辺仁が設計。地下室はドイツの世界的建築家ブルーノ・タウトが設計し、彼が日本に残した唯一現存する建築作品として知られる。2004年に熱海市が取得し、2006年に国重要文化財に指定された。
タウトが手掛けた地下室は、105個の裸電球がつるされ、ダンスや卓球などが行われた社交室をはじめ、洋風客間、日本間などがある。西洋風でありながら、竹や桐を多く使い、日本の建築美を意識した造りになっている。
同邸は雨漏り対策や耐震補強などのため、2018年から往時の建材をできる限り使って保存修理してきた。総事業費は約3億円。「熱海駅」より徒歩8分。入館は完全予約制。開館日は水、土、日曜と祝日。4シフト制で1回の上限は10人。予約は市ホームページからアクセスできる専用サイトで受け付ける。
予約サイト…https://kyu-hyugabettei.rsvsys.jp/
(熱海ネット新聞)

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