熱海市議の補欠選挙(欠員1)が9月4日告示され、自民党新人で元IT関連会社役員の杉山恭平氏(42)以外に立候補の届け出はなく、無投票当選が決まった。市議補選の無投票当選は2018年9月の赤尾光一氏に続き2期連続。
午前11時から市内清水町の事務所であった出陣式には、内田進自民党熱海支部長をはじめ、自民党所属の牧野京夫、若林洋平参院議員、藤曲敬宏、中田次城県議、稲村千尋、田中秀宝、川口健、杉山利勝、越村修、竹部隆、赤尾光一市議が応援に駆け付けた。勝俣孝明衆院議員(農水省副大臣)は政務のため、秘書が代理出席となったが、市長選を戦う両陣営を上回る豪華な顔ぶれが揃った。
杉山氏は「子育て世代の代表として若者の声を市議会に届けるだけでなく、国が進める健康寿命の延伸。これからの国際観光文化都市・熱海を考え、文化芸術事業で市の価値を高めていく」と支援を訴えた。
同氏は2004年〜9年4カ月に渡り、橋本聖子参議院議員の秘書を務め、政治を学んだ。その橋本氏から「我が国はいま、大きな転換期を迎えている。国家百年の計を練り上げていく今こそ、新しい発想と行動力のある清潔な政治家が求められている。共にたたかう仲間として必勝を信じている」とのメッセージが寄せられ、披露された。
午後5時過ぎに選管から無投票当選の知らせが入ると、杉山氏は「今回は無投票でしたので、来年4月の統一地方選で再び議会に送り出していただけるような活動をしていきたい」と気を引き締めた。
(熱海ネット新聞)
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