市議不在の泉地区から室伏友三氏が出馬 後援会が事務所開き 泉アキさんも応援に

4月の熱海市議選に出馬を予定している新人・室伏友三氏(74)=熱海市泉=の後援会は3月3日、市内泉で事務所開きを行った。熱海市選出の藤曲敬宏静岡県議、湯河原町地区選出の高橋延幸神奈川県議、熱海市在住でタレントの泉アキさん夫妻らを来賓に迎え、地元の市議不在が続く泉地区3町内会(泉中沢、泉五軒町、泉本区)の支援者が当選を祈念した。
室伏氏は湯河原町出身。箱根明星中や真鶴中、湯河原中で教諭として勤務したのち、湯河原町議を1期務めた。2019年の湯河原町長選では、現職の冨田幸宏氏に果敢に挑んだが、一歩及ばなかった。
教諭時代から野鳥の研究を進め、日本鳥類保護連盟専務理事を経て、現在は自然公園指導員。熱海を中心に湯河原、富士、箱根、伊豆で、山の歩き方、楽しみ方を伝え、自然を守る活動をしている。日大大学院卒。


日本に640種類いると言われている野鳥のうち、熱海では4割の野鳥を観察できる。室伏氏は「これまで市内中央部と(湯河原との関係が深い)泉地区は、人流が少なかった。しかし、分厚い自然環境を持つ泉地区は売れる観光商品になりうる。地元で市中央に物言える市議が出て欲しい、という声が長年あり、しっかり皆さんの声を議会に届けたい」と話した。
19年前に泉中沢に移住した泉アキさんは「最初のがんで国立熱海病院(当時)に入院した際、終の住処を検討し、都心に近く、自然がいっぱいある泉地区に巡り会えた。温泉もあり、天候の良い日は窓から、烏帽子岩(茅ヶ崎)、横浜、東京まで見える。鳥たちのためにも、室伏さんを議会に届けたい」とエールを送った。
(熱海ネット新聞)

 

 

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