
ツツジが山肌を赤く染めた姫の沢公園で「花まつり」(~5月8日)が29日開幕。熱海市の伝統芸能を引き継ぐ泉太鼓保存会のメンバー11人が勇壮な太鼓と笛の音を響かせ、まつりの始まりを告げた。演奏したのは早打ち、屋台ばやし、通り神楽、昇殿・神田丸、七丁目・鎌倉の5曲。多くの行楽客や市民が傘を手に聞き入った。公園は広さ108ヘクタールあり、6万株のツツジが植えられており、「ヒメノサワ」の赤い文字もほぼ満開。市民が寄せた鯉のぼりが41匹爽やかな風を受けて泳いでいる。
オープニングイベントでは、三田光行教育長、杉山利勝議長、藤曲敬宏県議が駆け付け、あいさつした。
まつりでは、期間中、スタンプラリー、楽焼体験、熱海囃子笛怜会の演奏、YAMATOさんのステージライブに加え、今年は話題のボルダリング(フリークライミング)も楽しめる。
問い合せ☎0557-83-5301姫の沢公園施設事務所
◆泉太鼓保存会 熱海市泉地区の郷土芸能を継承するため1980年に結成。湯山一高代表を中心に学生から社会人まで25人で構成。湯河原町の「やっさまつり」、地元の「鯉のぼりまつり」「湯かけまつり」、熱海市の「成人式」などで活躍。「ミス熱海・梅の女王」熊谷明日可さんも会員。
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