
スワ、危ない ツバメがスクランブル発進
航空自衛隊も顔負けのお手柄だ。21日朝、初川下流の初川橋付近でカルガモ母子がカラスに襲撃されたが、すんでのところで未遂に終わる事件があった。母子を救ったのは川沿いにある旅荘天城の駐車場に巣作り中のツバメ。見回りを続けている近隣住民によると、カラスが子ガモに狙いをつけ、急降下してくると初川橋上の電線に止まっていたツバメが高性能戦闘機よろしくスクランブル発進し、カラスに突進。獰猛なカラスも、大谷翔平投手(日本ハム)ばりの160キロのスピードで突進され、激突寸前に鋭く曲がるツバメ返しに遭い、ほうほうのていで逃げ出したという。このツバメのお手柄で母子にけがはなく、すんでのところで鳥命が救われた。
5日前には2ヒナがカラスの犠牲
現場では5日前に同じ母子がカラスに襲われ、2羽の尊い命が奪われる悲劇があったばかり。近くに滞在するツバメも心を痛め、巣作りの合間に母子が見渡せる電柱に止まったり、ヒュルリと周辺を旋回して、カラスの襲撃を抑止している。また、お母子とは無関係のカルガモも時折初川に駆けつけ、子ガモたちの見守りを始めた。
超速、巣から飛び立つお手柄ツバメ
生まれた直後の動画…IMG_2084
11羽が元気に泳ぎの練習=5月初め、熱海梅園
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。