
来宮神社(雨宮盛克宮司)を本宮とする熱海市緑ガ丘町の「みそぎの滝神社」の奉賛会(森脩会長)は29日、平成28年度例大祭を開いた。奉賛会役員や来宮神社役員、藤曲敬宏県議、竹部隆市議、鈴木秀旺町内会長連合会会長、地元代表、厄年奉賛会「来宮虎友兎會(きのみやこゆうかい)」(小沢毅会長)会員など約100人が参列した。雨宮宮司が祝詞を奏上したあと、参列者が玉串をささげ、家内安全や武運長久などを祈願した。神事に続いて、下松田青年神輿(みこし)と子供神輿が氏子地域を練り歩き、例大祭を盛り上げた。
◆みそぎの滝 源頼朝公にゆかりが深く、縁起がいい滝として知られる。流刑地の蛭ヶ小島(伊豆の国市)から熱海の伊豆山、日金山を訪れた際、渓流にかかる清らかな滝で身を清めて休憩。その折、滝の中から白いヘビが現れる夢を見、これを源氏復興の吉兆ととらえ、鎌倉幕府の開幕につなげた。近年、この滝の水にあやかって同神社を参拝した人が高額宝くじに当選するなど、密かなパワースポットとして人気がある。
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