
ヨットレースのテーザー級プレ世界選手権が23、24日の両日、愛知県蒲郡市の豊田自動織機海陽ヨットハーバーで開かれ、世界の強豪36艇が出場する中、熱海高校OBで同校ヨット部コーチの鷲尾大吾さん(29、函南町)と池田洋平さん(34、千葉市)組が優勝した。本大会は来年7月30日~8月6日に同ハーバーで開かれ、前哨戦を制した同ペアが一躍優勝候補に躍り出た。鷲尾さんは「男子420級」でインターハイ出場する近藤滋君、内田隆太君を指導している。
◇鷲尾大吾さんの話 テーザー級のヨットを操るのは今回が5度目。池田さんとのコンビも初めてで8位入賞を目標にしていた。それがまさか優勝とは…。本大会では世界の強豪が、自艇を持ち込んでくるので今回のようにはいかないが、上位を目指したい。
◆テーザー級 60kg台の軽量な二人乗り競技ヨット。アスリートでない一般の男女、夫婦、親子でも高度なレースが楽しめ、幅広い層に人気がある。安全性を高めるため、透明のセールを使用。
◆世界選手権 2年に一度、ヨーロッパ・北米・オーストラリア・日本の持ち回りで開催され、今回は日本の番。オリンピックのメダリストをはじめ、世界のトップセーラーが出場する。
鷲尾大吾さん(左、クルー)と池田陽平さん(スキッパー)
熱海高校ヨット部選手とOBコーチ
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