斉藤栄市長と熱海女性連絡会(滝野慶子会長)の「市長と語る会」が9日、市役所第3庁舎会議室であり、市が計画している多目的ホールと図書館建設(仮称・熱海フォーラム整備事業)の現状と今後の進め方の説明を求めた。およそ50人の出席者からは「観光会館がなくなって催し物をやる場がなくなり、活動する場の確保に苦労している」「早急に市民ホール造ってほしい」などの要望が出された。
市長は6月市議会で熱海読み聞かせの会から「熱海フォーラムに入る新しい図書館に入る図書館」の請願が採択され、当初予定していたPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式の決定を見送っている現状について、「現在、議会側に丁寧に説明し、議論を深めてる」と強調。今後のスケジュールについては「議会側にしっかりと相談し、前に進めていきたい」と続け、理解を求めた。
同連絡会は2003年から毎年、女性の視点から市長に意見を届けている。
◆感謝状受賞を報告 熱海女性連絡会は、東日本大震災で被災した南三陸町のメカブを市内のイベントなどで販売し、収益金のすべてを被災地に寄付し続けている。合計額は78万円に達し、11月1日に仙台で開かれた宮城県社会福祉大会で感謝状が贈られた。
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