湘南ステーションビルが運営するJR熱海駅ビル「ラスカ熱海」が11月25日(金)正午にグランドオープンする。同日は午前9時から鎌倉市在住の日本画家、平松礼二さんが描いた原画を基にした大型ステンドグラス「花の郷(はなのさと)」が改札を出て広場に向かう天井部分に設置され、平松さん立ち会いのもと、除幕式が行われる。熱海を象徴する梅を華やかにデザインしたもので、縦3・5メートル、幅6・1メートル。25色2960ピースのガラスで彩られている。熱海市泉のクレアーレ熱海ゆがわら工房が制作し、日本交通文化協会(東京)が各地の空港や駅にアート作品を設置する事業の一環で熱海市へ寄贈した。
同日午前11時20分からオープニングセレモニーを行い、ソムリエの田崎真也さんが「熱海の魅力、ワインの魅力」と題したトークショーを開催。グランドオープンは午前12時。営業時間は初日を除き、午前9時~午後8時、飲食が午前11時~午後9時30分。オープンに合わせ、パン、菓子、すし、魚介類などラスカ熱海でしか買えない限定商品を年内販売する。
16日は熱海市消防本部がオープンへ向けた観光客らの避難誘導の消防訓練を行い、オープンに備えた。駅ビル前では雨よけのシェルター設置、市営駐車場では精算機取り換え工事が急ピッチで続けられている。
日本画家、平松礼二さんが描いた「花の郷(はなのさと)」の原画
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。