
熱海市の渚親水公園駐車場で11月21日、早咲きのヒマラヤザクラが淡いピンク色のツボミを膨らませ始めた。ヒマラヤザクラが咲くとメジロが桜の甘い蜜を求めて次々に飛来し、熱海に春の到来を告げる。昨年はちょうどこの日に花を咲かせたが、今年はやや遅れ気味で観光関係者をやきもきさせている。同公園や熱海サンビーチでも紅葉が進み、もうすぐ桜と紅葉のコラボが始まる。
ネパール原産のヒマラヤザクラは1968年、同国のビレンドラ皇太子(当時)から贈られた種が始まり。市が種から若木を育て、市内各所に植栽した。昨年は最初に咲いた市内和田木の月見ヶ丘公園のヒマラヤザクラも今年はまだ開花していない。ヒマラヤザクラは例年、11月下旬に開花し、12月中旬に見ごろを迎える。
◆主なヒマラヤザクラ 渚親水公園(2本)、多賀中学校体育館脇(2本)、さくらの名所散策路(15本)、長浜海浜公園(29本)
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