11月18日に日本で最も早く梅の花(八重寒梅)を一輪咲かせた熱海梅園。その後、後続がなく「つぼみ」が長く続いたが、最高気温が18度まで上がった12月6日、正面玄関に近い大塚実・顕彰記念碑の斜向かいの八重寒梅が枝先に第2陣となるりんとした大きな花を咲かせた。園内には59品種、472本の梅の木があるが、今咲いているのは「八重寒紅」の3本だけ。同じ早咲きで白梅の「冬至梅」は「つぼみ」がまだ固い。
一方、「もみじまつり」は4日で閉幕したが、園内の紅葉はまだ見ごろが続いており、この日は平日にもかかわらず、日本一遅いもみじと日本最速の梅を一緒に楽しもうという観光客でにぎわった。6日現在、他の梅園や公園で開花したという情報はなく、今季の梅が咲いているのは熱海市内だけ。モミジと共演のこの写真も唯一無二!
◆開花は3本 最初に咲いた漸佳(ざんか)橋付近。大塚実・顕彰記念碑の斜向かい。厠の前。いずれも八重寒紅。正面玄関の梅も開花間近で今週は続々開花が予想される。
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