【編集室】ワインを飲めば、地質がわかる 石和宏深さんが「ジオ・トーク」

img_6490ss2-1
熱海市内に住む認定ジオガイドでつくる「ATAMIジオネットワーク」は12月12日、起雲閣と市内銀座町のカフェ・ロカでトーク・イベント「私のジオの楽しみ方」を開いた。
カフェ・ロカでは、石和酒店の石和宏深さんによる「地質とワインの話」があり、ユニークな視点からジオを学んだ。石和さんは地面の下にある岩石や地層の性質、状態によっておいしいワインが採れる品種が違うと紹介。集まったおよそ20人の市民は「川の上流から運ばれた砂利質土壌=カルベネ・ソーヴィニョン、日照りのよい良質な粘土質土壌=メルロー、土壌中から貝殻の化石が見つかる石灰質土壌=シャルドネ」などと熱心にメモをしながら、ワインのテイスティングを楽しんだ。
中伊豆ワイナリーのソムリエ、吉田学さんも
ジオ会員でシダックス中伊豆ワイナリーヒルズのソムリエ、吉田学さんも駆けつけ、中伊豆ワイナリーの地質は「宇佐美火山が噴火した際の火山灰土壌。酸性土壌はぶどうの栽培に不向きとされてきましたが、おいしいワインを作り出している例は世界中に多数あります」などと説明した。
起雲閣でのトークイベントでは、石川彰さんが「伊豆山でジオを感じる―伊豆山神社、走り湯」、高本豊寿さんが「ジオパークを求めて旅行三昧(ざんまい)―アイスランド、ハワイ、台湾、済州島」、山口正幸さんが「伊豆半島ジオツーリング、ダイビング」と題して講演。約40人が耳を傾けた。
2018年の世界認定へ向け魅力発信
伊豆半島ジオパーク推進協議会(会長・菊地豊伊豆市長)は今年11月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界ジオパーク認定をあらためて申請。今回は活火山の連なり同士がプレートに乗って衝突する地球上唯一の場所という伊豆半島の特徴を強調している。2018年4月ごろに結果発表の予定で、北島鉄修会長は「これからもスキルアップして、熱海のジオの魅力を発信していきたい」と意欲を見せた。

img_6504 img_6516 img_6524
img_6525
ソムリエ、吉田学さん
img_6488ss2-1
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-2-4

    熱海富士、来宮神社と今宮神社で豆まき 3年ぶりに熱海らしい行事戻る

    節分の2月3日、熱海出身の大相撲・熱海富士関(20)が来宮神社(雨宮盛克宮司)と今宮神社(泉…
  2. 2023-1-29

    熱海市民駅伝 中部Aが7連覇 コロナ禍で3年ぶりに開催

    第19回熱海市民駅伝競走大会が1月28日、網代小をスタート、市役所をゴールとする6区間14・…
  3. 2023-1-28

    熱海で初雪、山間部が銀世界! チェーン規制発令 

    前線を伴った低気圧が通過する影響で、熱海市の山間部でも1月27日夜から28日未明にかけて「雪」や「み…
  4. 2023-1-27

    熱海梅園の梅、早咲き種が4・26分咲き 例年より10日早く見頃に

    この冬一番の強い寒気が流れこみ、全国的に気温が低下するなか、「梅まつり」開催中の熱海梅園で早…
ページ上部へ戻る