
来年度の熱海市の予算編成に向け、斉藤栄市長と森本要副市長が各部課から提出された予算要求について聞く「2役ヒアリング」が1月6日、市長応接室で始まった。13日までの間に事業の取捨選択を行うもので、初日は企画経営部(杉山勝部長)による説明があった。予算要求総額は約188億円で、歳入見込み額(約175億円)を13億円程度上回っていることから、絞り込みを行い、最終的には最近10年間では、2013年度に次ぐ185億円程度となる見通し。
今年度の予算編成では、斉藤栄市長が掲げる車の両輪「日本でナンバー1の温泉観光地づくり」「住まうまち熱海づくり」の施策推進へ、3億円の「重点施策推進枠」を初めて設けた。公営企業を除く5部1委員会にそれぞれ5000万円、総額3億円の特別枠を設け、3年目を迎えた2本柱の実現に拍車をかけるとともに、各部課長に企画立案させることでリーダーシップの向上を図る。
◆一般会計当初予算額
・2013年度 196億円 市庁舎建設など3大プロジェクトのピーク
・2014年度 183億円 岡本ホテル跡地購入、姫の沢エコプラント
・2015年度 176億円 3大プロジェクト終了で一休み
・2016年度 183億円 熱海フォーラム、認定こども園
・2017年度 185億円? 重点施策推進枠
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