【市政】新春の風物詩「熱海消防出初式」 消防防災ヘリコプターも参加


お正月恒例の熱海消防出初式が1月7日、渚親水公園レインボーデッキで行われた。熱海市消防本部(土屋千秋消防長)の消防隊員や熱海市消防団(牧野克昭消防団長)の団員350人が参加した。
式典では、勝俣孝明、渡辺周衆院議員、杉山利勝市議会議長、藤曲敬宏県議、内田進熱海商議所会頭、市議など約100人の来賓が見守る中、観閲者の斉藤栄市長が整列した部隊を検閲。長年にわたり地域消防に貢献してきた消防団員や家族、民間協力者に感謝状を授与した。
市防火協会幼年消防クラブの保育園児(富士、栄光熱海中央、MOA)が「火の用心の歌」を披露し、出席者は防火に決意を新たにした。
式典終了後は消防署員、団員らが隊列を組んで熱海銀座通りを観閲パレード。ムーンテラスでは24本のホースを使い、署員と各分団の約150人が海上へ向けて一斉放水。防災ヘリも参加して、防災意識を高めた。

◆土屋千秋消防長の式辞 昨年の火災件数は17件で総じて平穏だったが、残念ながら1名の犠牲者が発生した。救急件数は3196件で10万人都市に相当する出動件数となっている。今後とも高齢化社会の進展に的確に対応するとともに救急救命士の育成に努めていく。長年の課題だった消防団第3第9分団詰所の新築移転、消防署南熱海出張所の更新計画の方向性が示され、熱海消防の盤石な基盤がさらに強化された。基幹産業である旅館ホテル等の防火管理体制の充実強化を図り、火災の未然防止にも懸命に取り組んでいく。









県知事表彰=消防功労表彰 土屋弘樹本部部長、高橋和男前本部部長

県知事表彰=消防功労表彰 内田進前防火協会会長

永年勤続団員家族に対する感謝状






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