
熱海市下多賀中野の津島神社の別社「竈(かまど)神社」で1月22日、例祭が斎行された。雨宮盛克来宮神社宮司が祝詞を奏上し、渡辺勉総代長をはじめ、氏子、小森高正市議会副議長、地域住民らが参列し、一年間の防火や家内安全を祈った。
竈神社の秘宝「荒神(こうじん)座像」は徳川家綱が4代将軍だった1673年(寛文13)年から祀(まつ)られており、年に1度、例祭の日だけ特別に開帳される。1669年の熱海村大火の4年後で、火除け、厄除けの守護神として344年にわたり、崇敬を受けてきた。同神社は1873年(明治6年)に改称されるまで荒神社と称したことから、地元では今でも「荒神さん」と呼ばれ、親しまれている。ご祭神は「火産霊命(ほむすびのみこと)」。
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