
熱海市が県立熱海高とJR伊豆多賀駅を結ぶ通学路にするとともに、多賀湾が見渡せる桜の観光名所にしようと工事を進めている「さくらの名所散策路」で1月22日、あたみ桜が見頃を迎えた。散策路は2002年に工事に着手したが、同校寄り342メートルが完成した時点で用地買収が難航し中断。県の協力を得て14年度に工事を再開した。全長760メートルのうち、本年度は残り261メートルの工事を行い、3月1日の同校卒業式に仮開通させる。同月中に供用を開始する。
桜並木には、あたみ桜、ヒマラヤ桜など多くの桜が植栽されているが、これから開通に向け、市が下多賀で花植している桜を植えつけるという。川勝平太静岡県知事は「完成すれば、県で一番美しい通学路どころか、日本一美しい通学路ができる」。斉藤栄市長も「散策路を通年利用して、南熱海の誘客につなげたい」と期待を寄せている。
(熱海ネット新聞)
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