熱海警察署(及川博行署長)が今年1月に福道町に移転30周年を迎えたことを受け、1月29日、同署で記念式典が開催された。式典には斉藤栄市長、藤曲敬宏県議など来賓、同署員、歴代署長ら約100人が列席。30周年を記念して定めた署訓「情熱真摯(しんし)我等熱守」を発表した。
同署は、1875年(明治8年)に警察の出先機関である韮山出張所熱海駐屯所として設置。移転を繰り返し、1987年1月に和田浜南町から現在の場所に移転した。
同署駐車場では県立熱海高校吹奏部とエイサー部の演奏・踊り、署員による逮捕術演武、犯罪被害者支援チャリティーなどを行った。熱海署員が手作りしたいも煮とおにぎりが来場した市民にふるまわれ、日ごろの警察への理解と協力に感謝した。
◆及川博行署長 移転した30年前にと比べ、事件数は6割、人身事故が4割減った。これは過去最少の事件数。交通事故死亡者ゼロも429日となり、国際観光文化都市を訪れる観光客も守っている。これも市民の理解と協力があったからこそ。今後も、署員一同、安心安全のまちづくりにまい進していく。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。