熱海市西山町の旧別荘空き家で、絵画やテキスト文字、写真を使ったユニークな美術展が開かれている。制作したのは、武蔵野美術大の駒井慶一朗さん、若林菜穂さんと愛知県立芸術大の新屋怜子さんの3人。3月26日まで開催中の「アタミ・アート・ウイーク」の一つで、空き別荘をギャラリーに仕立てた。
樹齢2000年を超える御神木「大楠」が鎮座する来宮神社のある西山町は、谷崎潤一郎、吉川英治などの著名作家や音楽家の中山晋平が別荘を構えたことでも知られ、歌人・佐佐木信綱が晩年を過ごした凌寒荘は、文学散歩で人気がある。5回目となる今年のテーマ「天つ風」が、旧別荘地に熱を吹き込んでいる。
(熱海ネット新聞)
◆主催 AAW運営委員会(現役美大生と若手作家で組織)。観覧無料。時間は平日が午後1~5時、土・日曜日、祝日は午前10時~午後5時。26日まで。問い合わせは駒井さん☎080-1262-1499へ
◆会場 咲見町の元芸妓(げいぎ)置屋、空き地、空き家、銀座町のツイキレンタルスペース、渚町の川長ビル1階、熱海交通ビル1階、西山町の元別荘
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