
熱海市の網代漁港で5月4日、「あじろ浜市」が開催された。地元の漁師や釣り船船主などで作る「チーム網代浜市新鮮市場」(菊地堅次会長)は朝、同港で水揚げされた魚を販売。菊地堅次会長は「イベントを通じ、首都圏の子供たちに漁師の仕事や網代のことを知ってもらいたい」と80センチほどのワラサを2000円で提供。用意した10匹が瞬く間に売れた。30センチほどのサバは1匹100円。子供たちからは「こんな大きな魚が網代の海を回遊しているの」「漁師さんかっこいい」などの声が上がり、好評だった。スルメイカやサザエなどはその場で焼いて販売され、観光客らを喜ばせた。
網代連合町内会はハヤシライス、お好み焼きそば、綿菓子、味噌おでんなどを廉価で販売した。網代小学校PTA、網代温泉観光協会も出店し、手作りアクセサリーや地アジ、カマスの干物や網代イカメンチバーガー、さざえ飯などを並べた。
目の前に漁師まちの風情たっぷりの網代湾。洋上には海上で釣りができる”いかだ釣り”が浮かび、南熱海の街並み、熱海市街、伊豆山温泉までグルリ見渡せる。網代駅からも近く、隠れた熱海の人気イベントとして年々人気が高まっている。チーム網代浜市新鮮市場と網代連合町内会の共催。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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