広島、長崎で8月に開かれる「原水爆禁止2017年世界大会」に向け、核兵器廃絶を訴えながら歩く「国民平和大行進」(原水協などでつくる実行委員会主催)が5月19日、湯河原町から県境を越えて熱海入り。JR熱海駅から平和通り商店街、咲見町を通って渚小公園まで進んだ。北朝鮮が急ピッチで核武装を進めていることもあり、参加者は「核兵器を禁止し廃絶する条約を」と書かれた横断幕などを掲げ、「ノーモア ヒロシマ ナガサキ フクシマ」などと例年以上に声高に訴えながら歩みを重ねた。
大行進は5月6日に東京・夢の島を出発。東京→広島コースは静岡、愛知、滋賀各県などを経て8月4日に広島市の平和記念公園に到着する予定。1958年以来、半世紀以上にわたって雨の日も風の日も毎年同じ日程で行進を続けている。全国11のコースでリレーする。
(熱海ネット新聞)
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