東京都議選(7月2日投開票)をめぐり、5月29日に自民党都連会長の下村博文幹事長代行に進退伺を提出した若狭勝衆院議員(東京10区)は30日夜、小池百合子都知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の公認候補の応援に早速駆けつけた。若狭氏は「私は一応、党都連に所属しているが…」と前置きしたあと、「自民党都連はしがらみ政治。闇の中で政治を続けてきた。都民ファーストをとことん支えることで、しがらみ、利権構造の政治を脱却する」と訴えた。若狭氏とともに公認候補の応援に駆けつけた小池知事は「信念の男」と若狭氏を称えた。
若狭氏は熱海市にリゾートマンション(別荘)を所有する”熱海都民”。市内に知人も多く、2020東京五輪・パラリンピックと熱海市をつなぐパイプ役として期待されている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
◆若狭勝氏の話(進退伺提出について)
本日(5月29日)、自民党本部に進退伺いを提出しました。自らの政治信念を貫くためです。
都議選での私のスタンスを頻繁に聞かれる日々がここ続きました。「自民党の若狭さんは、自民党の候補者を応援するの、それとも、小池知事が率いる都民ファーストの候補者を応援するのか」と。
昨年の知事選において、小池知事をとことん応援しました。
それは、小池知事が誕生すれば、利権と結びつきやすい「しがらみ政治」から脱却できる、そうなれば、都民のための都政が実現できるとの私の信念があったからです。その信念は今も変わりません。この都政の流れを決して止めるわけにはいきません。元に戻すわけにいきません。ですから、私は、自民党東京都連の意向に反し、小池知事及び都民ファーストをとことん応援します。一つには、その筋を通すため、自民党に進退伺いを提出したのです。
※コメントと写真=若狭勝氏のfbより
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