
熱海市の今宮神社(泉明寺みずほ宮司、八代一雄総代長)は10月19日、午後1時の発輿式に続いて、今宮神社の神々を神輿に乗せて氏子地域を回る、呼び物の神幸行列を行った。今年は夜来の雨で13年ぶりの雨の行列となったが、社伝神楽、神社神輿、厄年奉賛会「今宮一心櫻結会(いまみやいっしんおうゆうかい)」(江間亮介会長)の御鳳輦神輿が行列を作り、奉賛会会員が扮した大黒、恵比寿が厄払いの福もちやお神酒を配りながら、熱海市の住宅街を中心とする西部地区を巡行した。途中、宮神輿保存会の女性会員が神社神輿を担ぎ、厳かな行列に花を添えた。厄年奉賛会の会員の地元町内ではそれぞれが万歳を三唱。今年は台風21号の影響で冷え込み、気温が11月下旬並みの11度だったため、会員の家族や町内会の人たちから各所でトン汁や温かい飲み物がふるまわれ、心のこもった祝福を受けた。
宵宮祭神事は午後5時30分から開かれ、社殿神楽と稚児舞を奉納した。本祭神事は20日午後4時から斎行され、社殿神楽と稚児舞を奉納。午後6時過ぎからは市街で神輿パレードが開催される。
■御神幸行列 13:00発輿式の後、神幸行列が神社を出発。社伝神楽、神社神輿に続いて、厄年奉仕者「今宮和田神彩会」の御鳳輦が、桜ケ丘バス停ーガーデンハイツー金城館と巡行し、渚小公園で小休止。清水町-栄町公民館などのルートを巡行して17:30過ぎに宮入りした。
■神輿パレード 午後6時20分に熱海魚市場を出発。清水橋→起雲閣→天神町交差点→第二小学校に集結。同7時40分に順次宮入する。
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