
熱海市の渚親水公園駐車場で11月12日、ヒマラヤザクラが見ごろを迎えた。先週初めから淡いピンク色のツボミを膨らませていたが、青空が続き、一気に花を咲かせて訪れた観光客らを喜ばせている。熱海の桜は日本一の早咲きとして知られ、例年は桜の先陣を切って11月下旬にヒマラヤザクラが開花し、12月中旬に見ごろを迎える。今年は4週間ほど早い。もうすぐ春の到来を告げるメジロも桜の甘い蜜を求めて飛来してくる。
(熱海ネット新聞)
■ヒマラヤザクラ 熱海市のヒマラヤザクラは、東京大学に留学していたネパールのビレンドラ元国王(当時皇太子)が昭和42年8月に伊東市を訪問された際、熱海植物友の会が熱海の桜と梅の種子を献上。その返礼として翌年にネパールから「ヒマラヤザクラ」の種子が贈られた。一般的には1月から2月の冬に花を咲かせるが、温暖な熱海では11月から12月に咲く。
■主なヒマラヤザクラ 渚親水公園(2本)、多賀中学校体育館脇(2本)、さくらの名所散策路(15本)、長浜海浜公園(29本)
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