【文化】色づいた庭園を一般公開 新技術開発財団・植物研究園










紅葉の見頃を迎えた熱海市の新技術開発財団・植物研究園(猪狩直人園長)で11月23日、「秋の一般公開」が始まった。公開を心待ちしていた市民や観光客が次々に訪れ、色づいたカエデ類を観賞したり、庭園を散策したりして秋景色を満喫している。
園内の1万2270平方メートルの敷地には、およそ110種の樹木と200種以上の草花が植えられ、カエデ類も100本以上ある。春と秋の一般公開以外はクローズドされ、四季を通じて全国の大学教授や研究者が訪れ、植物の生態を研究している。草木の機微な変化で地震を予知したり、アフリカの砂漠の緑地化をはかるなど、地球規模で緑を守る環境づくりに取り組んでいる。
4月の科学技術週間に合わせた「春の公開」に限って一般公開してきたが、5年前から「秋の公開」も始めた。1年に春と秋に各1週間しか公開しないのは貴重な植物と環境保護のためという。自然に囲まれた熱海梅園の紅葉もいいが、せせらぎや池を配置し、計算された庭園を彩る紅葉も美しい。精魂こめて育てられ、色づいたセンリョウ、マンリョウ、ナンテン、ツワブキなどとの共演も他では観ることができない。
(熱海ネット新聞)
■植物研究園 リコー三愛グループ創始者の故市村清・ユキエ夫妻の別荘「清恵荘」を改修して平成3年に開園。樹木やせせらぎを自然のままに生かし池や梅林などが巧みに配された約1万2000平方メートルの園内には、200種以上の草花が植えられている。
■秋の一般公開 11月24日~29日まで。午前9時30分〜午後4時。入場は無料。JR熱海駅「梅園・相の原団地方面」行きのバスで「上相の原」下車。
■問い合わせ 0557(81)2656へ。


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