熱海梅園前の市道に続いて12月17日、糸川遊歩道で「あたみ桜」が開花した。熱海市銀座町の糸川左岸、国道135号線「銀座バス停」横に植えられている基準木もご覧のようなピンクの花を咲かせた。例年、1月初旬~中旬ごろに咲き始めるが、3週間ほど早い。同遊歩道では、1月20日(土曜)から「あたみ桜糸川桜まつり」(~2月11日・日祝)が始まる。昨年に続き初日から見頃が期待できるが、市内の観光・飲食関係者は、昨年を上回るスピードに「最終日まで満開を保ってほしいが…」と気をもんでいる。
あたみ桜は、紅葉が終わり、葉が落ちた後に花を咲かせる流れだが、昨今の”あたみっ娘”は人も花木もイケイケ! 慣習にはとらわれない。年内は日本一遅い「紅葉と」と日本最速の「桜」が両方楽しめる。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■あたみ桜 熱海の「市の木」で日本で最も早く咲く桜。沖縄のカンヒザクラとヤマザクラの自然雑種。開花期間は1カ月以上。明治4年頃、イタリア人によって熱海にもたらされた。見頃は1月下旬〜2月上旬。河津桜の開花は2月上旬。
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