
天皇陛下の誕生日(12月23日)に献上する早咲き梅の枝切り作業が12月19日、「日本一早く咲く梅」で知られる熱海梅園であった。熱海市観光推進室の池田佳世さん(24)が紅梅の「八重寒紅(やえかんこう)」と白梅の「冬至梅(とうじばい)」の2種類計20本を丁寧に切り取った。開花まじかのこれらの梅の枝は市庁舎の暖めた室内でつぼみを膨らませたあと、21日に小林容子観光推進室長と芹澤元一秘書室長が宮内庁へ届ける。
熱海市では、今年で84歳を迎えられる天皇陛下が皇太子時代の昭和44年から毎年続けており、今年で49回目。この梅は紅白一対の束にして英国大使館や韓国大使館にも持参する。別便でNHK静岡にも送付する。
園内では、両梅に続いて、「冬至梅」「八重寒紅」「八重野梅」「紅冬至」「増井緋梅」が咲きだしている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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