日本全国の警察署で独自のキャラクターを活用した防犯、広報活動が広がっている。熱海署(奥田交治署長)にも独自キャラ「110(ひゃくとお)マン」が誕生、「110番の日」の1月10日、熱海駅前でお披露目された。
熱海市の昨年の犯罪件数は過去史上最少で、交通事故死亡ゼロ日数も775日(1月10日現在)で継続中。日本有数の安心安全のまちとして知られるが、65歳以上の人口が約45%を占めることから、特殊詐欺被害は前年より1件増え、被害額は642万円。息子や警察官を騙(かた)る不審な電話も後を絶たない。「見せる活動」で犯罪の減少に取り組む同署は署員が手作りした「110マン」を署のイベントなどに投入することで地域住民との距離を短縮。警察活動に関心を高めてもらい、振り込め詐欺など犯罪被害抑止に努める。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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