熱海市は昨年12月末現在の地区、月別人口及び世帯数を公表した。総人口は3万7510人(男性1万6968人、女性2万0542人)で前月比で13人減少した。15人が出生し、64人が死去。転入が190人、転出が154人。
一昨年末の総人口は3万8055人。昨年1年間で545人が減少した。一方、世帯数は1年間で229増えた。熱海市は堅調に転入超過(2017年361人)が続いているにもかかわらず、人口が減少するのは県内の市で最も高い高齢化率(65歳以上の人口45・5%)と県内の市で最も低い出生率(人口1000人あたり3・3人)が足を引っ張るという実に分かりやすい構図。この10年間で約3700人が減少しており、そのスピードは早まるばかり。少子化対策が急務-。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■転入超過 一定期間における転入数が転出数を上回っている状態。全国に1719ある市町村のうち、転入のほうが多いのは424市町村。転入超過数が一番多いのは「東京都特別区部(23区)」。県内では浜松市(年間615人)、磐田市(同596人)に次ぎ熱海市が3位。
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