
熱海市のMOA美術館で1月26日から「尾形光琳『紅白梅図屏風(びょうぶ)』」展が開催される。同時展示されるのは同美術館が所有する同屏風と京焼の大成者 野々村仁清の茶壺の中でも最高傑作として名高い「色絵藤花文茶壷」」、三大手鑑の一つとして著名な手鑑「翰墨城」の国宝3点。
人気の「紅白梅図屏風」は、二曲一双の金地を背景に白梅と紅梅を対峙させ、「たらし込み」の技法を用いて梅樹を写実的に表現する一方で、図案化した梅花や水流を配し装飾的な画面をつくりあげている。光琳が最晩年に制作した最高傑作として知られ、日本の装飾芸術を代表する作品と評されている。
同美術館のコレクションの各ジャンルを代表する名品も多数展示される。
熱海梅園梅まつり(~3月4日)の期間中は、熱海梅園の入園チケットの半券を提示すれば、MOA美術館の入館料が「特割」(大人1600円→1300円)になるサービスを実施。同展は3月13日まで。
(熱海ネット新聞)
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