【観光】 大寒桜、大島桜、寒緋桜、大漁桜…中手陣が一斉に見頃/熱海市

熱海市は3月1日、春一番に続いて暖かい南寄りの風が吹き、今年最高の気温17・5度を観測した。2日も好天で4月上旬の暖かさとなった。第1親水公園(渚親水公園市営駐車場)では、19本の大寒桜(おおかんざくら)が見頃となり、卒業旅行や春休みで訪れた大学生らが淡紅色の花を撮影して、都内の友人らにSNS(ソーシャル・ネット・ワーク)で熱海の魅力を発信している。
ホテル貫一前(道路向かい)の「坂町の寺桜」も見頃を迎えている。見事な一本ザクラは樹齢およそ140年の大寒桜で、この場所がかつて医王寺の境内であったことから「寺桜」と呼ばれ、「坂町」は当時の地名に由来する。
マリンスパあたみ前の熱海海浜公園では、第二陣の桜が見頃に突入。白い花が大島桜(オオシマザクラ)で濃いピンクの花が寒緋桜(カンピザクラ)。絶妙のコントラストがでエレガントな美しさを競い合っている。
渚小公園でも大島桜が満開に近づき、淡いピンクの花が青空によく映える。
網代・阿治古神社の大漁桜(タイリョウザクラ)も見頃に入り、、熱海中がピンク色に染まっている。

今週末は、早咲きのあたみ桜に替って”中手の桜”が最高の見頃を迎える。
(熱海ネット新聞・松本洋二)


親水公園大寒桜


ホテル貫一前の「坂町の寺桜」(大寒桜)


渚小公園の大島桜


熱海海浜公園の大島桜(オオシマザクラ)


熱海海浜公園の寒緋桜


網代・阿治古神社の大漁桜

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